BLOG

一枚の写真が選ばれるまで

こんにちは。

最近は寒い日が続きますね。

今日は笠間も雪が降っています。

先日Facebook上でもお知らせしましたが、
所長の自宅兼事務所がCasaBRUTUS2月号
「理想の家づくり」特集に掲載されております。

まだご覧になってない方はぜひ探してみてください!

では、ブログの本題に。

ついこの間、冊子などの写真のセレクトについて事務所で話す機会がありました。

CasaBRUTUSに掲載されている笹目家の写真を見ても、
いつもこんなに良い環境で仕事しているんだなと
改めて考えさせられるような素敵な写真ばかり。

そんなことからも、どうやって写真をセレクトしていけば
このようないい紙面ができるのかという話になったのです。

でも、所長や先輩の話をよく聞いていくと、写真をセレクトする前の段階から
良い紙面にするために大切なことがあることを教わりました。

取材するチームの連携であったり、
撮影するモノや人のことをよく知ろう、好きになろう、という愛情であったり、
撮影させていただく方との信頼関係であったり。

取材チームの連携という点で言うと、
今回の笹目家の取材にいらっしゃったCasaの取材チームも
カメラマンさんは光のキレイな場所を探し始め、
ライターさんはインタビューを始め…と
長年の経験やお互いの信頼関係から特に多くの言葉を交わすこともなくスムーズに取材が進み、
安心して取材を受けることができたそうです。

また、取材する現場で感じる
「この場所のここがなんかいいな」「この人のこの雰囲気を伝えたい」という「感覚」がまず大切で、
その「感覚」を伝えるために、
例えば、場所の写真であればどこから光が差し込んでいる写真が感覚に近いのか、
人の写真であれば、正面で座ってる写真よりも、斜めから撮った自然な表情の写真の方が雰囲気が伝わるな、
というように「感覚」を「理屈」に落とし込んでいくそうです。

取材や撮影なんて、有名人でもないと受ける機会はあまりないですし、
「わたしなんかでいいの…?」「こんな場所でいいの…?」
というように不安や緊張を抱えている方も多いそう。

そんな方にも、取材や撮影、一つ一つの写真を選ぶことにも気持ちを込めることが、
最後には紙面を見て「取材を受けてよかった」と思っていただけるいい紙面づくりに繋がっていくと思いました。

そして、当たり前のように見ている雑誌の写真も、その一枚が選ばれる背景には、
写真の写りやキレイさだけではなく、その奥には
取材や撮影をした人が肌で感じた「感覚や雰囲気」など、
言葉にしにくい、けど伝えるべき大切なものが潜んでいるんだと思います。

少し長くなりましたが、
今週のブログはこの辺で。

くろさわでした。