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デザインに取り掛かる前に・・・!

こんにちは。

明日からゴールデンウィークの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ちなみに弊社のゴールデンウィークは暦通り(3~7日が休業)となります。

笠間では明日から陶炎祭が始まりますね。

道路にはたくさん看板も立ち始めて、混雑しそうな予感が…!

さて、今週のブログは、
デザインに取りかかる前に「つくりたいデザインのイメージを固める」ことが大切という話です。

というのも、今週はとある広告のデザインの仕事していたのですが、
なかなか完成が見えず、少し作っては戻り、また作っては戻り、
ということが続いていました。

前までは、先輩方にラフ(こんな感じに作ってね、という指示書のようなもの)
を書いていただいて、それに従ってデザインしていくような流れでした。

自分でデザインを考えるのではなく、
どちらかというと先輩方の頭の中でデザインされたラフに従って、

必要な要素を並べて置いていくような作業でした。

しかし、入社して1年が経って、アイデアを出して、ラフを描く部分から少しずつですが
参加できるようになってきました。

制作に取り掛かる前に、この広告は何のためにあって何を伝えたいのか、
どのように魅せていくか、をしっかり考えて把握しておかないと、
軸がないので何回もぐるぐるとやり直して、
ただなんとなくのものができるだけで終わってしまいます。

何を伝えたいのかを知るという部分では、まずよく話を聞いて、
原稿をしっかり読んで内容を把握します。

ときには余計な部分を省いたり、言い回しを変えたりすることも必要になります。

どのように魅せていくか、という部分では
書籍や雑誌の広告などもイメージの参考にして、アイデアやラフを考えていきます。

「この仕事はこの表紙の雰囲気で~」
「タイトルの見せ方はこの作品くらいギュギュと詰まった感じで~」
「線の太さはこのイラストくらいメリハリをつけてもいいね~」

と、参考になる具体例があると、社内で作りたいイメージの共有もでき、
自分でもこれから作るイメージも格段に沸きやすいことにも気づきました。

先輩が考えたラフをゴールにするのではなく、
自分でクライアントに喜んでもらえるゴールを立てて、
そこを目指してデザインができるようにならないと。

アイデアが浮かんでイメージができていても、そのイメージを表現する力がなければ意味がないし、
表現する力があったとしてもアイデアがないと何も始まらないし、、、

とにかくクライアントさんに喜んでもらえるように、
そして自分自身もたのしんで制作ができるように、バランスよく、

二年目も少しずつ力をつけていこう!と気合の入った一週間でした。

それでは、今週はこの辺で。

くろさわでした。

【今週の一枚】

今週は小池先輩が人生初のインフルエンザに。

 

(今週は横を向いても小池さんの背中が見えなかった という写真)

流行りは終わったと思っていたのですがまだまだ油断はできませんね…

みなさんも体調にはお気をつけて、素敵な連休にしてください!