BLOG

「おふりん」と取材の話

こんばんは。

とうとう10月になりましたね。

あと2ヶ月と24日で2017年。年を重ねる度に時間が過ぎるのが早くなっている気がします。

さて、今週のブログの内容は、先週のブログの続編です。

先週、印刷の立ち会いをしたあと、印刷会社さんのご好意で「オフセット輪転機」(通称:オフ輪)という巨大な印刷機を見せていただきました。

 

オフセット輪転機は新聞やチラシなどの、量の多さとスピードを求められる印刷に適した巨大な印刷機です。

皆さんが普段見ているスーパーのチラシもこの印刷機で刷られたものかもしれません。

そしてこの印刷機は、印刷して終わりではなく、裁断、折り、そして部数ごとに束にするところまで全て行っていました。

ものが大量に流れてくる様は圧巻です。

 

↑印刷されたものが、断裁され、折られた状態で、ピントが合わせられない速度で流れてきます。

ホームセンターのネジ売り場や、文房具屋のペン売場など、

同じようなものがずらーっと並んでいる様子を見るのが昔から好きなわたしは、これを見てなにか同じようなものを感じて気持ちが高ぶりました。

 

↑印刷される前の巨大な紙のロールを眺める所長

 

↑インクの入ったタンク

 

↑インクのタンクは壁から天井へとつながるパイプを伝って印刷機に入るそう。よく見るとCMYと色が付いているのが分かります。

印刷機と言っても、ポスターを刷るもの、少ししか刷らないもの、サイズの大きいもの、スピードが求められるもの、様々な条件に合わせて印刷会社さんでは機械を選択されていることがわかりました。

そして、この日の午後はこのオフセット輪転機で印刷される、クリーニング専科さんの「FUKU」というフリーペーパーの撮影・取材に伺いました。

この日はクリーニング専科さんの納期と品質を支える、とある職業の方への取材でした。

(詳しい内容はこれからクリーニング専科さんに置かれるFUKU12号をご覧ください!)

 

↑カメラマン兼、ライターの新垣さん

事前にいくつかの質問に答えていただいき、事前の質問の答えから更に気になる部分を追加でお聞きしていくような方法での取材でした。

「初めてお会いする人からその人の本音や考えを聞き出す」ことは簡単なことではありませんが

ライターさんは相手の話をよく聞いて、その中から気になるワードを見つけてはどんどん掘り下げていったり、

ときには自分の話をして共感を得て雰囲気をよくしたり、会話を進める中で答えを探しているような印象でした。

小学生のときから言われていることですが「話をよく聞く」というのは

取材にかぎらず、日々の仕事の中でも、よく聞くことで相手の考えを理解できたり、逆に疑問を見つけたりと、

人を深く知るためのコミュニケーションには欠かせないことだなと改めて思ったのです。

話が上手な人は、それだけ相手の話を聞いているってことなのかも、と思った一週間でした。

明日から3連休ですね。

それでは今週はこの辺で。

くろさわでした。