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Ten to Senさまwebサイトリニューアル

日立市の美容室Ten to SenさまのwebサイトリニューアルをTRUNKで承り、この程デザインが完成し公開されました。
もともとwebサイトのリニューアルを考えられていたオーナーの和田さんが、知人に勧められたのがTRUNKで、

直接連絡をくださったのがきっかけなのですが、実はTRUNK所員の助川はTen to Senのお客さんで、しかもなんと和田さんは助川がTRUNK所員であることを知らずに連絡をくれて、後からびっくり!という、なんとも運命的なものを感じずにはいられないエピソードがあったのでした。

以前から助川に、ロゴはパピエラボ、内装はランドスケーププロダクツで、しかも仕事がこれまた上手!と聞いておりましたので、素敵な美容室ってつくばか笠間にしかないと思っていた私は、以来とてもTen to Senが気になっていたのでした。(近々ひたちなかに別の素敵な美容室ができるようです。)

そんなTen to Senさまからの依頼に浅からぬ縁を感じつつ、オーナーの和田さんと初めて打ち合わせをした際に言われたwebサイトリニューアルで達成したいことは、「既存のお客様の満足度を高めるwebにしたい」ということ。

通常こうしたケースの場合、ほぼ「新規顧客獲得」が達成目標になるのですが、和田さんの場合、「そこ(新規顧客獲得)は全く考えていない」との事。もちろんそれって、安定した固定客数があるからこそ言えることなのですが、それを迷いもなく断言できるって凄いことで、それはなぜかと言えば、今来ていただいているお客様が、Ten to Senの提供する全て(カットやカラー、パーマに代表される美容の技術から、接客、店舗のデザイン、インテリア、グリーン、BGMなどの細部に至るすべて)に満足してもらえている、という自覚があったから。

この視点て、決して上からの自己満足な感覚から出ている言葉ではなく、自分の存在(エゴ)を消して、そのお客様の好みを探ることに感覚を研ぎ澄まし、その人の感覚と同化するくらいそのひとの事を思って、そのひとの「髪が伸びたな」と思う感覚の周期まで感じ取り、次に切りに来るその日まで、「心地よい」が持続するカットを提供している、というプロフェッショナルな自覚があるからこその言葉だったのです。

この、今までわかりやすい形で表現されることのなかった、和田さんのとても感覚的かつ徹底したプロフェッショナルな姿勢を視覚化すること。これが新しいサイトで実現すべき目標だと思い至り、提案したコンセプトが【既存客に「なぜTen to Senという美容室が、こんなにも自分にしっくりくる、と思うのか」を理解してもらうサイト】でした。

他にも、生まれ育った日立で美容室を営むこと。お客さんも日立という町を形成する一員であること。そのお客さんの生活の一部にTen to Senがあること。そんなみんなの日々の延長線上にある美容室が、どんなことを考えながら仕事をしているのか、そんな気配のようなものも一緒に伝えたいと考えました。

写真は矢野津々美さん、ボディコピーは平嶋さやかさん、コーディングはモノダムの吉原さんにお願いしたのですが、三人ともこの感覚の伝言ゲームのようなオファーを上手に汲み取って、素晴らしい仕事で視覚化してくれました。

スマホ全盛の昨今ですが、できればPCの大きな画面で、この写真と文章で表現されたTen to Senを感じてほしいと思います。

TRUNKはおかげさまで、気がつけばたくさんの美容室のお仕事をさせていただいています。どの美容室も、研ぎ澄まされていてプロフェッショナル、それぞれ独自の哲学を持って仕事をされている。
やはりお客様から選ばれる仕事をする方たちは、探ればそこにきちんと理由があるし、毎度その話を伺うのはとても興味深いし、強烈に面白い。

写真はWEBサイトでは採用されなかった矢野さんのオフショットからのセレクト。