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【右腕日記】いきもの狂騒曲のこと

TRUNKのご近所でもある茨城県陶芸美術館では、企画展いきもの狂騒曲が開催中だ。

このポスターのデザインは、4月に入社した岡部が手がけたもので、

シルバーのうえから4色印刷するなど、いつもの仕様ながらちょっと手の混んだ印刷になっていてかっこいい。

 

そもそも、担当学芸員さんがこの企画展へむける情熱は、いつもにもましてすごかった。

「陶芸はなんとなく敬遠してしまうひとも、今回の展示はフィギュア目線で楽しむことができると思うんです!」

と、目をキラキラさせながら作品の魅力をひとつひとつうれしそうに説明してくださった。

帰りの車のなかで「今日のYさん(担当学芸員さんのこと)、アツかったよね」と話していたと思う。

 

Yさんはきっとフィギュアみたいなこういう作品を、純粋にとても好きなんだと思う。

ウルトラ怪獣とかを見てワクワクしていた小さい頃のような感覚なんじゃないかな。(あくまでも予想)

とにかくそういう、まっすぐな想いっていうのは打ち合わせのときからひしひしと伝わってきた。

 

こういう純粋な想いをうけとる瞬間って好きだなー。

がんばりたいな、という気持ちを呼び起こしてくれるような気がする。

 

できあがったポスターに対しても、Yさんは

「ポスターのデザイン、もう大満足です!」

「予想をうわまわる来場者数で、図録も早くも売り切れちゃいそうなんですー」

「しかもEテレのアートシーンの取材がきたんですー」とこれまたうれしそうに報告してくださった。

 

かかわるひとのまっすぐな想いっていいデザインをうむし、それってちゃんと見る人にも伝わっていくんだよなー。

もちろん、Yさんの想いにきちんと応えた岡部さんのたしかな実力があってのことですが。

 

おわり