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意味がないことに意味がある

こんにちは。

笠間はだんだん暖かい日が増えてきて

毎朝の自転車通勤が心地よいです!

さて、今回のブログは

意味のないことに意味がある話です。(?)

TRUNKでは、お客さまから依頼を受けて会社や組織のロゴをデザインさせていただく仕事があります。

そこで私が気になったのは、自分が働いているTRUNKのロゴや黄色いイメージカラーにはどんな意味がこめられているのだろうということ。

よく見るとTRUNKのUとNがくっついているし、何か意図がありそう…そう思って所長に話を伺うと、答えは「特にロゴに意味はないよ。」と。

そして黄色は「好きな色だから。」というあっさりした答えでした。

わたしはなんか、こう、ロゴとか色とかそういうものすべてに意味を持たせなければいけないと思っていたので、

「お客さまのロゴのデザインにはあんなに思いや意図を込めるのに…デザイン事務所なのにそれでいいの」と思ってしまいました。

しかし、そのあとの話をよく聞くと、

TRUNKは自分たちの個性を押し付けて、かっこいいデザインを作る会社ではなくて、

あくまでもお客さまが本当に抱えている問題(お客さま自身が気づいていないような問題も)や願いを、

TRUNKというフィルターを通して解決してもらうのが仕事だから、TRUNKのロゴや色自体には

意味をもたせていない、という話でした。

文章力がまだまだでうまく言えないのですが、

所長は自身のことを「イタコデザイナー」と言っておりました。

お客さまの抱える問題や本当の願いを、TRUNKがイタコとしてお客さまの変わりに外に出すお手伝いをさせていただくようなイメージみたいです。

なるほど、意味はないと言っているその言葉の奥には、

深~い意味があるなと思った話でした。

では、今週はこの辺で。くろさわでした。