「応えること」 日當 萌々花
はじめまして。インターンシップにて三日間お世話になりました
笠間高校二年の日當です。
この三日間で出された課題は「グラフィックデザインとは何か?」について自分たちで考え、その答えを作品にして出す。
そして文章で、その作品について説明する、というものでした。
私はこの課題を、立体的イラストで表現することにしました。
・課題作品名「応える」
私は三日間、TRUNKでお世話になり、多くのお話を聞きました。
そこで私が、すごい会社だと思ったことがありました。
それは、お客様の要望に応える力です。
TRUNKでは、仕事を承る際に必ず、質問シートのようなものをお客様にご記入してもらっているそうです。
この質問シートには、そのお客様の声に応えるために必要な内容がたくさん詰まっており、これを参考にしてロゴマークなどを作るそうです。
ですが、「こうしてほしい」という声に、そのまま応えるわけではありません。
お客様の声を聞きつつも、より良い案を提示して、お客様と相互扶助の関係を築き、作品を作り上げます。
わたしはこのような姿を見て、花を思い浮かべました。
様々な栄養を取り込んで咲くその姿は、様々な意見を取り込んで完成する一つの作品のように思えたからです。
そして私は、質問シートに一つ一つ応える姿を、花びらが開く姿で表現しました。
そうして咲いた花(作品)をお客様に届ける…そんな姿を、毛糸で表現しました。
私はグラフィックデザインとは、個人でも会社でも、「応えること」が大事だと思いました。
作りたいものは何のために、何をするために作るのか。それに一つ一つ応えることによって、グラフィックデザインというものが成り立つのでは…と、私は思います。
皆さんは、グラフィックデザインとは何だと思いますか?